Oさんのこと

今日、Oさんの告別式があったので、参列してきた。
85歳だったとのこと。

OさんはQ大法学部在学中に矢内原忠雄の講演を聞いて無教会主義のキリスト教の信仰を得たそうで、卒業後はわりと有名なある自動車会社に定年までお勤めされていたそうで、以前わりと偉い役職だったと聞いた記憶がある。
ここ数年は認知症の症状が出ていたようだったけれど、奥さんが本当に良い奥さんでいつも献身的に支えていた。

今日のお葬式には、息子さんやその奥さんや、その子どものお孫さんたちも来ていて、Oさんは良い家族に恵まれた一生だったんだなぁと見ながらあらためて思った。

Oさんが生前に指示していた式次第で、「主われを愛す」や「また会う日まで」などの讃美歌をうたった。

式辞の時に、Oさんがかつて、「聖書は人生の道しるべ」だと言っていたことや、「聖書は私の親友」だと言っていたことが紹介されていた。

若い時に良き信仰を得て、良き家族や良き友人に恵まれ、幸せな生涯だったのだろうと思われた。