2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ユダヤ教のラビの方の御話 メモ

今日は、ユダヤ教のラビのマゴネットさんの御話を聞いた。 ルツ記の一章と二章の途中までで、とても細かにラビの註解なども参照しつつ御話してくださり、とても面白かった。 質疑応答の時に、私も二つ質問した。 ひとつは、ルツ記のナオミの詩の中に出てくる…

沖縄の戦争の語り部の方の御話

沖縄の戦争の語り部の石原絹子さんの貴重な御話をお聞きする機会があった。 石原さんは当時小学一年生で、父・母・兄・妹二人の幸せな家族だったそうである。 しかし、父は兵隊に召集され、のちに戦死したとわかったそうだ。 沖縄が戦場になり、具合の悪い母…

雑感 ユダヤ教について

ユダヤ教やユダヤの歴史をいろいろ追っていて、いまいちよくわからないことがある。 というのは、キリストの十字架の話である。 どうもいまいちよくわからないのは、あれは本当にユダヤ人のしたことだったのだろうか。 もちろん、本当にそうした出来事があっ…

ユダヤ教のラビの方の御話

先日、ユダヤ教のラビのマゴネットさんの講演がS大であったので聞きに行ってきた。 テーマはユダヤ教と同性愛についてだった。 一般的に男色の罪で滅ぼされたとされるソドムの物語は、実は聖書の中では必ずしも男色が原因だったかははっきりとせず、そうと…

SEALDsについてのドキュメント映画「わたしの自由について」を見て

昨夜、近くで、SEALDsについてのドキュメント映画「わたしの自由について」が上映されたので、見に行ってきた。 明るく楽しそうな様子が印象的だった。 「民主主義には声をあげる不断の努力が必要」というメンバーのひとりの奥田さんの言葉も心にのこった。 …

雑感 イスラムとキリスト教について

イスラムについて語ることができるほどイスラムについて私は詳しくないのだけれど、若干の思考の整理のためにキリスト教と比較してみたい。 私が実際に接したことがある限り、イスラムは大変素晴らしい。 日本には、歴史的に見た場合、イスラムはあまりなじ…

佐々木征夫 『草平君の選んだ学校 愛真高校日誌』を読んで

佐々木征夫著『草平君の選んだ学校 愛真高校日誌』という本を読んだ。 島根県にある少人数教育を徹底する、キリスト教にもとづいたユニークな教育を行う小さな高校、愛真高校について取材した本である。 なんといえばいいのか、今の日本が忘れてしまった大切…

イフタールの夕食会

今日は、イフタールの夕食会のお誘いのメールをNさんよりいただいていたので、行ってきた。 イフタールというのは、イスラムの断食明けのことで、その時の夕食会はムスリムにとってとても大切な喜びだそうである。 今日のイフタールは一般の人向けに、大き…

原田正治『弟を殺した彼と、僕』を読んで

原田正治『弟を殺した彼と、僕』(ポプラ社)を読み終わった。 いわゆる「半田保険金殺人事件」について、被害者の遺族の方が書いた本である。 同事件とその犯人だった長谷川敏彦さんについては、大塚公子著『「その日」はいつなのか。―死刑囚長谷川敏彦の叫…