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泥憲和さんの訃報

昨日、泥憲和さんの訃報を知った。

5月3日朝のことだったそうである。

泥さんとは、FBとは別のSNSで七、八年前に知り合い、随分親しくさせていただいていた。
直接お会いしたのは、三回で、姫路で二回お会いし、福岡で一回お会いした。

本当に面白い、すばらしい方だった。

Fさんが「生きているうちから菩薩のような人でしたね」と訃報を聞いた後おっしゃっていたが、本当にそう思う。


政治に関する見識が卓越していることで今ではすっかり有名になって、御著書も多く出され、多くの講演もなされていた。

在野の運動家として今の日本を代表する人物であることは今さら言うまでもない。

しかし、泥さんの何より素晴らしかったことは、政治に限らず、歴史や宗教や人間についての幅広くかつ深い造詣とユーモアのセンスにあったと思う。

とかく政治に対して活発に発言する人間にありがちな、隣人に対する無関心や無神経や冷淡なところが全く存在せず、他ならぬ今目の前にいる人や人間全般に対して、深くあたたかな心を一貫して自然体で持ち続けていたところは、泥さんという人のかけがえのない良さであり他の及ばぬ長所だったと思う。

その背景には、苦労人で実社会で長年いろんな人生経験を積まれてきたことと、浄土真宗の篤信の播州門徒として深い仏教浄土真宗への造詣や信心があったからだと思う。

泥さんとめぐりあい、友人として過ごせたことは、私の人生にとって最大の誇りだった。
間違いなく浄土に往生し、還相の菩薩となってこれからは御活躍されることと思う。

もっと語り合いたかったが、死は必ずしもすべての終わりではなく、またいろんな形で語り合っていけるのだと信じる。

いただいた御本、しっかり読んでいこう。


「露の身は ここかしこにて 消えぬとも 心は同じ 花のうてなぞ」

南無阿弥陀仏