SEALDsについてのドキュメント映画「わたしの自由について」を見て

昨夜、近くで、SEALDsについてのドキュメント映画「わたしの自由について」が上映されたので、見に行ってきた。

 

明るく楽しそうな様子が印象的だった。

 

「民主主義には声をあげる不断の努力が必要」というメンバーのひとりの奥田さんの言葉も心にのこった。

 

あと、SEALDsの研修(?)で、外国人の先生が、何かを人にインタビューしたり質問することに関して、「ただ単に質問するのではなく、相手に敬意を持つことが大切です。個人としての相手に敬意と関心を持ち、人間として良い関係を築いていこうとすることが、インタビューや質問をするに際して大事な心構えです。」ということを言っていて、なるほどなぁと思った。

 

思うに、SEALDsのメンバーの周囲には、そういうことを教えてくれる、良い大人が今までに多数いたのだろうなぁと思う。

 

奥田さん等のあのスピーチの能力を見ても、一朝一夕に身に着くものではなく、愛真高校などの教育があってのものだったんだろうなぁと思った。

 

若者のひたむきさや楽しそうな様子が、いつの間にやらまぶしく映る年齢に自分もなってしまったようだけれど、こういう若者たちがいた時に、くさしたり居眠りしたりする大人の側ではなく、良い助言やサポートができる側にできれば自分も将来なりたいものだと思った。

 

あと、昨日の会場には、I先生も来られていて、こういう場には欠かさず足を運んでおられるその姿勢に頭が下がる思いがした。

 

高校の先輩のMさんにもばったり会って、しばしいろいろ話して楽しかった。

 

映画の中、もうひとつ心に残ったのは、SEALDsのメンバーの若者のひとりが、「平和こそが誇り」だということを述べていたことだった。

 

平和を守っていくには、それぞれの人が自分の日常生活をしっかり築いて守っていくことと、なんらかの特別な場において声をあげていくことと、両方大切なのだろうけれど、いずれの立場においても平和を誇りに思う、そうした感性は、とても大事なのではないかと思った。

 

この先、昨年の夏に盛り上がったこうした思いや流れが、どうなっていくのかはわからないけれど、平和を誇りに思い、憶せずに声をあげる心は、いろいろ形を変えながらも、絶えることなく続いていって欲しいものだと思った。

 

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