2016-05-09から1日間の記事一覧

永遠のメシアについて ミカ書を通じて

ミカ書の中に、「ベツレヘム預言」という有名な箇所がある。 メシアがベツレヘムに生れると預言した箇所である。 ミカの時代の七百年のちに、イエス・キリストがベツレヘムに生まれたことにより、この預言が成就したと福音書が伝えるので、とても有名な箇所…

ミカ書における平和主義について

旧約聖書のミカ書の中に、戦争放棄と平和を説いている箇所がある。 「彼、多くの民の間を裁き、 強き国を戒め、 遠きところにまでもしかしたもうべし。 彼らはその剣を鋤に打ちかえ、 その鎗を鎌に打ちかえん。 国と国とは剣を挙げて相攻めず、 また重ねて戦…

信仰と行為について ミカ書を通じて

旧約聖書の中のミカ書の中に、こんな一節がある。 「ヤハウェの怒りをわたしは負う。 彼に罪を犯したから。 彼がわが訴えを裁き わが義をつくり わたしを光のもとに引き出し 彼の義をわたしが見るまで。」 (ミカ書 第七章 九節 関根正雄訳) ヘブライ語にお…

「残りの者」について

聖書には「残りの者」という表現がしばしば出てくる。 世の中が堕落し、神に背いた人ばかり多くなっても、その中で、神への信仰を持ち、義しく生きようとする少数の人々を指す言葉である。 旧約聖書のミカ書には、以下の言葉がある。 「ヤコブの残りの者は …

ミカ書を読む 資料

『「ミカ書」を読む ―勇気と希望』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、第一部 「審判と解放」 Ⅲ、第二部 「偽りの指導者たちへの告発、メシアの約束」 Ⅳ、第三部 「暗闇の中の希望の光」 Ⅴ、おわりに Ⅰ、はじめに ミカ書:十二小預言書のひとつ。ベツレヘム預言で有名。南ユダ…

アモス書を読む 資料

『「アモス書」を読む ―正義の声を聞く』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、第一部 諸国民に対する預言=世界史の神 (1~2章) Ⅲ、第二部 社会的正義を求める神、宇宙創造の神 (3~6章) Ⅳ、第三部 五つの幻、審判の預言とアマツヤとの対決、後の日の回復 (7~9章) Ⅴ、お…