資料『ゼカリヤ書(6) エファ升の中の女と神殿―人間の罪』 

『ゼカリヤ書(6) エファ升の中の女と神殿―人間の罪』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、エファ升の中の女 Ⅲ、二人の翼を持つ女によるエファ升の神殿への移動 Ⅳ、罪について Ⅴ、おわりに Ⅰ、はじめに ・前回までのまとめ: ゼカリヤ書は、捕囚帰還後の時代(紀元前520年頃)…

「箴言27:21」について

「箴言27:21」について 先日、箴言の27章21節について、新改訳と協会共同訳が大きく異なるが、その理由は何かと尋ねられた。 気になって、自分なりに調べてみた。 ※ 協会共同訳と、その他の訳でかなり異なる。多くの訳は新改訳と同主旨(英訳も)。 協…

ゼカリヤ書(5) 飛ぶ巻物―律法の呪いと裁き

『ゼカリヤ書(5) 飛ぶ巻物―律法の呪いと裁き』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、飛ぶ巻物とその意味 Ⅲ、主の裁きの宣告 Ⅳ、律法について Ⅴ、おわりに Ⅰ、はじめに ・前回までのまとめ ゼカリヤ書は、捕囚帰還後の時代(紀元前520年頃)の預言者ゼカリヤの預言とされる。 …

第二テモテ 資料集 異訳対照

資料集 Ⅰ、第一の讃美歌 不滅のいのち (第二テモテ1:9~10) 協会共同訳:神が私たちを救い、聖なる招きによって呼び出してくださったのは、私たちの行いによるのではなく、ご自身の計画と恵みによるのです。この恵みは、永遠の昔にキリスト・イエスにあっ…

ゼカリヤ書(4) ただ神の霊によって光となる

『ゼカリヤ書(4) ただ神の霊によって光となる』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、金の燭台と七つの灯皿 Ⅲ、ともしびとなるために神の霊と結びつくこと Ⅳ、二本のオリーブの木と枝 Ⅴ、おわりに Ⅰ、はじめに ・前回までのまとめ ゼカリヤ書は、捕囚帰還後の時代(紀元前520…

ゼカリヤ書(3) ―神による着替え

『ゼカリヤ書(3) ―神による着替え』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、神による着替え Ⅲ、神の約束と地の罪の赦し Ⅳ、おわりに Ⅰ、はじめに ・前回のまとめ ゼカリヤ書は、捕囚帰還後の時代に、ハガイとともに神殿再建に尽力した預言者ゼカリヤによる預言(紀元前520年頃)…

ゼカリヤ書(2) ―城壁のない開かれた所

『ゼカリヤ書(2) ―城壁のない開かれた所』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、第二の幻:四本の角と四人の鉄工 Ⅲ、第三の幻:城壁のない開かれた所 Ⅳ、おわりに Ⅰ、はじめに ・前回のまとめ ゼカリヤ書は十二小預言書の一つで、バビロン捕囚から帰還した後の時代に、ハガイ…

ゼカリヤ書(1) ―神に帰ること

『ゼカリヤ書(1) ―神に帰ること』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、神に帰ること Ⅲ、第一の幻 ミルトスの林と馬 Ⅳ、おわりに Ⅰ、はじめに ・ゼカリヤ書 十二小預言書のひとつ。全十四章。バビロン捕囚から帰還した後の時代に、ハガイとともに神殿再建に尽力した預言者ゼカ…

『ハガイ書(下) ―神の選びとしるし』 

『ハガイ書(下) ―神の選びとしるし』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、勇気の呼びかけ Ⅲ、罪の指摘と赦し Ⅳ、神の選びとしるし Ⅴ、おわりに Ⅰ、はじめに ・前回のまとめ(第一章分): ハガイ書第一章では、捕囚から帰還し二十年近く経った人々に対し、神が神殿の再建を命…

『ハガイ書(上) ―人生の中心とは』 

『ハガイ書(上) ―人生の中心とは』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、神殿再建の呼びかけ(人生の中心とは何か?) Ⅲ、神が共にいることの告げ知らせ Ⅳ、おわりに Ⅰ、はじめに ・ハガイ書: 十二小預言書のひとつ。全二章。バビロン捕囚から帰還した後の時代に、神殿の再建…

「マクタールの収穫夫の碑文」

BSであっていた「古代文明への旅」という番組の「北アフリカのローマ都市」という回の中で、チュニジアのマクタールで発見されたという、古代ローマ帝国の時代の碑文が紹介されていた。 ある収穫夫が、自分の人生を振り返って記したものだそうで、古代ロー…

『ゼファニヤ書(下) ―神の愛による新生』 資料

『ゼファニヤ書(下) ―神の愛による新生』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、人の罪と神の審判(3:1~3:8) Ⅲ、残りの者(3:9~3:13) Ⅳ、新生と救い (3:14~3:20) Ⅴ、おわりに Ⅰ、はじめに 前回のあらすじ ゼファニヤ書の第一章と第二章: ゼファニヤ書は、おそらく紀…

フィリップ・ヤンシーさんとの質疑応答のメモ

先日、アメリカのキリスト教についての著名な文筆家のフィリップ・ヤンシーさんの講演会に行き、質問させてもらった。 講演の内容が、とても素晴らしいものだったので、それに触発されてのことだった。 極めて私の個人的なことだったが、率直に質問させても…

『ゼファニヤ書(上) ―神の審判と悔い改めの呼びかけ』 資料

『ゼファニヤ書(上) ―神の審判と悔い改めの呼びかけ』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、神の審判の告知 Ⅲ、悔い改めの呼びかけ Ⅳ、諸国民への審判 Ⅴ、おわりに Ⅰ、はじめに ・ゼファニヤ書:十二小預言書のひとつ。全三章。南ユダ王国で活動した預言者・ゼファニヤによる預…

私にとっての無教会:無教会の二つの大きな意義

『私にとっての無教会:無教会の二つの大きな意義』 「はじめに」 私は無教会の集会に参加するようになって、まだ三~四年である。信仰も人生経験も浅く、小半世紀あるいは半世紀以上聖書を学び続けてきた方の多いこの場で証をするなど、本当は任に堪えない…

『ハバクク書(下) ―  神による喜びと讃美 』 

『ハバクク書(下) ― 神による喜びと讃美 』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、ハバククの詩 ① 導入・嘆願 Ⅲ、ハバククの詩 ② 神の顕現 Ⅳ、ハバククの詩 ③ 結論 Ⅴ、おわりに Ⅰ、はじめに 前回のあらすじ ハバクク書の第一章と第二章: ハバクク書は、紀元前600年頃、アッシリ…

雑感・高慢について

聖書には、しばしば人間の「高慢」あるいは「傲慢」について戒めてある。古代ギリシャにおいても、神々の前に一番の罪とされたのは「高慢」(傲慢、ヒュブリス)だったそうである。 そういえば、以前、箱崎にあるモスクでイスラムの神学者の人と話した時も、…

資料:ハバクク書(上) ―  義人は信仰によって生きる

『ハバクク書(上) ― 義人は信仰によって生きる 』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、ハバククの疑問① なぜ神は悪を放置するのか? Ⅲ、神の答え① バビロンを興す Ⅳ、ハバククの疑問② 神はなぜ悪しき者を用いるのか? Ⅴ、神の答え② 約束と信仰 Ⅵ、おわりに Ⅰ、はじめに ・ハバ…

コーリー・テン・ブーム 「わたしの隠れ場」を読んで

今日、コーリー・テン・ブーム『わたしの隠れ場』を読み終わった。 著者はオランダ人の女性で、第二次世界大戦中、ユダヤ人をかくまったため、自分自身も家族も強制収容所に入れられた。 本の前半では、楽しかった日々や、だんだんとナチスの脅威が近づいて…

diary

Yesterday, I sang hymns with my brethren.In all 22 hymns, “Gariraya no Kaze” , “Still still with thee” and so on.My gf played the piano accompaniment.It was nice day. This morning, I had a dream. In the dream, I heard the words: “One lives…

人(イッシュ)について およびマゴネット先生との質疑応答メモ

ユダヤ教のラビのマゴネットさんの講演があったので、聴きに行ってきた。 出エジプト記の二章についての話だった。 「モーセは辺りを見回し、だれもいないのを確かめると、そのエジプト人を打ち殺して死体を砂に埋めた。」(出エジプト 2:12) という箇所は…

ナホム書 資料 (下)

『ナホム書(下) ― 良い知らせ 』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、良い知らせ Ⅲ、ニネベへの攻撃とニネベの滅亡 Ⅳ、アッシリアの滅亡への嘲笑 Ⅴ、おわりに Ⅰ、はじめに ・ナホム書 紀元前663頃-627頃に述べられたと推測される。 ※ 前回(第一章)の内容のまとめ ・神は悩み…

上野英信 『写真万葉録・筑豊』全十巻

上野英信『写真万葉録・筑豊』全十巻を読み終わった。 一ヶ月ほど前、上野英信の友人でもあった犬養先生から勧められて、ちょっとずつ読み始めた。 戦前・戦中・戦後の筑豊の様子などが映っていて、このような本にまとめねばおそらくは多くは忘れられていっ…

丸山豊『月白の道』を読んで

丸山豊の『月白の道』を読み終わった。 本当に貴重な本だった。 詩人の丸山豊が、軍医として従軍したビルマ戦線での思い出を綴った文章である。 丸山豊は、軍医としてビルマ戦線に出征し、「龍兵団」に属し、水上源蔵少将の側近くで過ごしたそうである。 龍…

本田哲郎神父の御話 メモ書き

本田哲郎神父の御話を聞く機会に恵まれた。 私はカトリックではないけれど、本田神父は私がこの世で最も尊敬する方で、二年ぶりにお会いして、その優しさにあらためてとても強い感銘を受けた。 本田神父は、聖書の新共同訳の訳者の一人だった方で、個人で新…

泥憲和さんの訃報

昨日、泥憲和さんの訃報を知った。 5月3日朝のことだったそうである。 泥さんとは、FBとは別のSNSで七、八年前に知り合い、随分親しくさせていただいていた。 直接お会いしたのは、三回で、姫路で二回お会いし、福岡で一回お会いした。 本当に面白い、すば…

ETV・こころの時代 アレクシエービッチの特集「小さき人々の声を求めて」

先日、ETVのこころの時代であっていて録画していた、ロシアの作家のアレクシエービッチの特集の「小さき人々の声を求めて」という番組を見た。 http://www4.nhk.or.jp/kokoro/x/2017-04-09/31/14236/2008273/ アレクシエービッチは、2015年にノーベル…

犬養先生から聞いたこと

今日は、犬養光博牧師が福岡に来てくださり、上野英信についての御話をしてくださった。 犬養先生は、筑豊でおよそ半世紀の間、キリスト教の伝道や子どもの教育などをされ、以前Eテレの「こころの時代」にも特集されたことがある。 (その時の番組は、以下…

浄土真宗とキリスト教の違いについて

浄土真宗とキリスト教の違いについて、Dさんの浄土真宗論に刺激されて、若干考えてみた。 しばしば、浄土真宗とキリスト教はよく似ていると言われる。 何が似ているかというと、本人の行為や功績によって救われるのではなく、絶対者(浄土真宗では阿弥陀如…

『ナホム書(上) ― 神は悩みの日の砦』 資料

『ナホム書(上) ― 神は悩みの日の砦』 Ⅰ、はじめに Ⅱ、正義の神とその力ある業 1:1~1:8 Ⅲ、ユダとニネベへの言葉 1:9~1:14 Ⅳ、神は悩みの日の砦 1:7 Ⅴ、おわりに Ⅰ、はじめに ナホム書:十二小預言書の一つ。全三章。BC663頃-627の預言と考えられる。ア…